東京外国語大学銭湯同好会

久松湯@桜台



今練馬区桜台にある久松湯は、昨年5月にリニューアルオープンしたばかりのあらゆる意味で型破りな銭湯です。お邪魔してから早2ヶ月半経ってしまいましたが、いくつか印象深かった事柄を挙げていきたいと思います。

桜台からテクテク歩いて見えてきたその外観に、私は思わずGoogleマップで自分が道に迷ったのではないということを確認せずにはいられませんでした。見えてきたのが銭湯というよりはむしろ美術館に近い、白色と直線で構成されたモダニズム建築のような建物だったからです。若干戸惑いながら中に入ると、出迎えてくれたのはホテルのフロントか映画館のチケット売場のような受付でした。しかも隣にはマッサージのコーナーまであります。この衝撃の数珠つなぎは一体何なのだろう…。私はフラフラと脱衣所に吸い込まれていきました。

では肝心の風呂はどうだったかといえば、さすがにウォータースライダーに出くわすような事もなく、ジャグジーや電気風呂、水風呂、それにサウナといった比較的オーソドックスな構成で、多少安心(?)しました。ジャグジーの気になる湯温は41から42度ほどで、熱くもぬるくもない、体の凝りをゆっくりほぐすのに丁度良さそうな温度でしたが、水風呂はとにかく冷たく17度ほどで、他の銭湯に比べるとかなり冷たく感じました。

しばらく温まったところで、ここの目玉である天然温泉(露天)に入ってみました。湯の色は茶褐色で、やや塩辛い香りが特徴のようです。こうして湯に浸かりながらぼんやり空を見上げるのは至福のひととき…と、私はなにかが聞こえるのに気付きました。遠くをゆく車のステレオかとも思いましたが、違いました。なんとこの露天風呂には、BGMが流れていたのです!それも気づくか気づかないかという絶妙な音量です。これにはあっぱれとしか言いようがありませんでした。

再び室内に戻ると、私を待ち構えていたのはプロジェクションマッピングでした。プールのような真っ白い壁に次々と光の図形が描かれていく様を、私は若干のぼせながら目で追うばかりでした。予想外な事が多すぎて、むしろ落ち着いていられた…というのが本音です。460円でここまで楽しめるのであれば、遠方からはるばる訪ねてくる方がいても全く不思議ではないでしょう。驚き疲れた私が、いつもより長く湯船に浸かっていたのは言うまでもありません。

報告:辻慎太郎(英語科1年)
(2015.7.15)


久松湯
住所:東京都練馬区桜台4-32-15
営業時間:11:00~23:00
定休日:毎週火曜日
連絡先:03-3991-5092
料金:入浴料460円(各種備品は有料で販売)
ホームページ:http://hisamatsuyu.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/hisamatsuyu



(上記の情報は、2015/9/29現在の情報です。)

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